第75回中国語検定試験傾向分析 <4級>
Posted in 中国語学習編, 杭州校 ブログ on 02/16/2012 03:05 pm by admin
2011年11月27日に75回中国語検定試験が実施されました。
今後の受験に生かすことができるように、その試験問題の傾向と、受講生の方が間違いやすい問題をまとめてみたいと思います。
<4級>、<3級>、<2級>を説明していきます。
今回は<4級>です。
◆ 全体考察
合格率は第74回に比べて9%下がったので、難易度が高くなったと判断できます。
◆ リスニング
(1)一番間違いが多いのは、やはりAB(一問一答)会話の部分です。会話があまりにも短いので、すぐに判断しなければならないです。
(2)リスニングとしては、難しい文法がありました。
【一問一答】
4問目:你是什么时候去上海的?
1)我下个星期不去上海了。
2)我是上个星期去上海的。
3)我下个星期去上海。
4)我上个星期没去上海。
※正解は2)
「是……的」という過去の動作を説明する強調文型を使っていますので、リスニングでは「的」を聞き流してしまうと、「過去」ではない「下个星期」を選択してしまう可能性が大きいです。それから「上」と「下」の聞き分けも本来難しいです。
5問目:你吃了饭,想干什么?
1)我想看一会儿电视
2)我想和妈妈一起吃饭。
3)我现在正在看电视呢。
4)我打算晚上七点吃饭。
※正解は1)。
ここの「了」の完了の意味を表す動態助詞としての使い方は、動作がまだ終わっていないですが、「完了したら」という仮説の意味がありますので、非常に難しいです。
◆ 筆記
(1)筆記一の声調の問題はやはり得点が低いです。
普段から声調を正しく発音することと、声調を専門的に訓練するリスニングの練習が必要です。語彙の量が足りない方は語彙の記憶にもっと力を入れるべきです。
(2)比較表現の肯定文と否定文:「A比B」と「A没有B」、両方とも出題されました。比較文は毎回必ず出題されますが、間違える方が多いです。「比」、「没有」、 「不如」、「不比」、それぞれの文の構成と意味の違いを徹底的に勉強し、マスターしてください。
(3)「被动句」、「让字句」、「把字句」、この三つの特殊文型はいろいろな形で出題されました。ぜひ語順の間違いや成分の不足(「把字句」)などがないように、基本文型をしっかりと覚えてください。
(4)最後の翻訳の問題では、今回も時量補語の語順が出題されました。「会汉语一点儿(「会一点儿汉语」)が正しい」のように、単語は書けたけれど、語順が間違っているケースが多いです。
(5)疑問詞の使い方は今回も考察点の一つです。 「疑問詞」を使う疑問文は最後に「吗」をつけない、というルールは分かっていますが、日本語の「か」の影響でつい、つけてしまう方が少なくないです。「今晚几点睡觉吗?(「今晚几点睡觉?」が正しい)」のような誤用は、本当に惜しいです。
次回は3級です。
(BitEx 会員様向けメールマガジン転載・一部修正)
